ドイツ展示会でビデオを流す際にはドイツ音楽著作権協会からの請求書に注意

こんにちは。展示会ウオッチャーの酒井です。
GEMA(ドイツ音楽著作権協会)請求書について
との興味深い注意文書がありましたのでご紹介します。
https://www.messe-muenchen.jp/pdf/GEMAinvoice.pdf



見本市開催中、出展ブース内でモニターを使い動画を使用した、もしくは音楽を流していなく
ても、音があるかどうか確認できない場合は、展示会終了後に GEMA(ドイツ音楽著作権協
会)から自動的に請求書が郵送されることがあります。
使用した音楽が著作権フリー、出展者が著作権を所有するなど、請求書に対しての異議の申
し立てをされる場合は、GEMA のオンラインポータルをご利用ください。



ドイツの展示会に詳しいタンデムの大賀さんによると、著作権が必要なビデオについては、事前にGEMAに申請しておくと良いとのこと。
事前に申請がなく、上映が確認された場合には、通常の費用の倍額で請求書が送られてくる仕組みになっているそうです。
一方、音楽を使用していない場合や、著作権がすべて御社にお持ちの場合には、その理由をGEMAに申請し、支払う必要がないことを証明する必要があるそうです。
これには長い時間がかかるそうで、面倒だからと支払って済ますケースもあるそうです。
日本の場合とちょっと違う著作権料の問題、ドイツで出展される際には知っておいてほしい事項です。