ドイツ見本市産業協会によると、ドイツでの見本市の回復は遅い

こんにちは。展示会ウオッチャーの酒井です。
AUMAによると、ドイツの見本市の回復は遅い
との興味深い記事がありましたのでご紹介します。



AUMA の 2022 年の予測では、来場者の 65% がドイツの見本市会場に戻ってきていることが示されています。夏まででは、平均はパンデミック前のレベルの約 55% でした。秋以降、数値が上昇しています。

出展者の数値も同様で、年間を通じて平均して 70% が戻ってきており、秋以降、上昇傾向にあります。

特に第 1 四半期に見本市が禁止されたため、AUMA の当初の数値によると、今年の見本市業界による経済への全体的なプラスの影響は、パンデミック前の 55% に過ぎません。
2019 年、業界は 280 億ユーロを国の経済的利益に貢献しました。

AUMAの暫定的な数値によると、2022 年にはドイツで 280 の見本市が開催され、130 がキャンセルされ、60 が年内に延期されなければなりませんでした。
ドイツでCovid-19のパンデミックが始まって以来、見本市の禁止、延期、キャンセルによって引き起こされた全体的な経済的損害は、560億ユーロ以上に達し、税収は90億ユーロ減少しています。労働時間の削減を通じて、180,000 近くの雇用を守る必要がありました。

コロナ前と比べ、来場者数は65%、出展者数70%とのことです。
雇用数も大幅に減り、現場での人的不足による価格の上昇が見られるそうです。

ドイツの展示会は、国際的な大規模なものが多く、中国、そしてロシアなどの大口の出展者がまるっと「消失」している影響も大きそうです。
展示会マーケットの縮小の影響は、まだまだ残りそうです。