中国:展示会場に仮設病院を設置、展示会は延期後の開催日程の見通し立たず

こんにちは。展示会ウオッチャーの酒井です。
展示会場に仮設病院を設置、展示会は延期後の開催日程の見通し立たず
との興味深い記事がありましたのでご紹介します。



中国での展示会会場の状況が伝えられていました。

上海市では、中国国際輸入博覧会が開催されてきた国家会展中心など、市内の主要展示会場が隔離施設として利用されている(2022年4月11日記事参照)。

広東省では、広州交易会や中小企業博覧会が開催されてきた琶洲国際会展中心(約3,450床)で仮設病院を設置中(2022年4月13日記事参照)。

海南省では、中国国際消費品博覧会が開催されてきた海南国際展示会センター(約2,000床)で仮設病院の設置が進められている。感染者の収用が予定されるのは6、7号館で、うち7号館は4月11日時点で基本的な設備の設置が完了したとされる(「海南日報」4月12日)。

中国政府は「動態(ダイナミック)ゼロコロナ」政策(注)を堅持する中、各地域においてこれら仮設病院が常設化されていく可能性がある。

とのことです。展示会自体も開催が予定されず、入国も厳しいままで、展示会という視点からは中国は非常に壁の高い国となってしまっています。
いつ、どのように緩和されるか、引き続きウオッチしていきたいと思います。