展示会前に送るメール文章のアイディア

展示会が徐々に、しかし確実に復活しています。このニュースは数々のエキサイティングなチャンスを示してくれています。展示会は、正しく使いこなせれば、あなたのビジネスとマーケティングキャンペーンに大きなブーストをかけることができます。

展示会にチームを派遣するのは、会社にとってかなりの試練です。そもそも、展示会が始まる前までに、あなたのブースに人々を集めるために、話題を提供する必要があります。

もちろん、ブースの来場者を増加させ、展示会の前に見込み客と出会うことは簡単なことではありません。ここでは、展示会前に送るべきEメールのアイディアをいくつか紹介しますので、貴社のチームが展示会を最大限に活用できるようアレンジして利用してください。

展示会直前メールのベストプラクティス

テンプレートの説明に入る前に、展示会に向けたメールのベストプラクティスと経験則について説明します。トレードショーのマーケティング戦略を練る上で、これらを念頭に置いておいてください。

メールカレンダーを作成する

これは、連絡先に知ってもらいたい重要な情報を分散して配信するのに必要な方法です。同時に、連絡先への送信頻度や内容の繰り返しが多すぎないことを確認します。また、このタイミングで、展示会後のフォローアップメールを計画するのも良いアイディアです。

Eメールカレンダーとソーシャルメディアスケジュールを調整しましょう。

展示会のハッシュタグを確認し、ソーシャルメディア上での展示会の話題から、メールリストにとって価値のある情報をピンポイントで探し出しましょう。

展示会の8週間前からメールを送り始めましょう。

そう、カレンダーを作る意義はお分かりいただけたでしょうか?8週間前です。事前に戦略を立てておけば、いつ、何を送るのか、週ごとに正確に把握することができます。

各メールには、必ずコール・トゥ・アクションを付けましょう。

教育コンテンツを読む、展示会に登録する、過去の展示会のYouTubeビデオを見るなど、メール読者に次に何をしてほしいのかが明確にわかるようにしましょう。

ヒント:過去の展示会の動画がない?ぜひ今回、インターネット展示会のサービスで作成しましょう(安価です)。先述の通り、来年も利用することができます。

展示会用メールテンプレートのアイディア

これらのサンプルをコピーして貼り付けるだけで、見込み客があなたのブースに押し寄せる!?(もちろん、少しアレンジしてください)。


昨年の展示会の名刺リストにアプローチする


株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の△△△△です。
このたび、<会社名>では今年も<展示会名>に参加いたします。
今回、弊社ではブース番号〇〇にて、<製品名・サービス名>を展示しています。
<製品の簡単な説明>
ぜひご参加いただきたく、ご案内いたします。

展示会名:〇〇
ブース番号:〇〇
日時:〇月〇日(〇曜日)10:00~17:00
会場:〇〇
展示会ホームページ:〇〇

〇〇様のご参加をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
よろしくお願いいたします。

アドバイス:過去の展示会参加者のみでリストをセグメントする場合、重複する可能性のある他のメールからは除外するようにしましょう。例えば、すでにブースのお知らせメールを送信している場合は、このセグメントには送らないようにしたり、このセグメントから対象者を除外しておきましょう。各メールにおいて、価値のある内容、ユニークな内容を提供するようにしましょう。


現在の顧客やベンダーに、出展のお知らせをする


株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の△△△△です。
このたび、<会社名>では今年も<展示会名>に参加いたします。
現在、御社では〇〇をご利用頂いておりますが、今回、新製品として<製品名・サービス名>を展示しています。こちらは新機能として、<製品の簡単な説明>。
ぜひご参加いただきたく、ご案内いたします。

展示会名:〇〇
ブース番号:〇〇
日時:〇月〇日(〇曜日)10:00~17:00
会場:〇〇
展示会ホームページ:〇〇

〇〇様のご参加をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
よろしくお願いいたします。

このメール文面例では、現在の顧客やベンダーを、以前購入した製品やサービスごとに分類し、その分類ごとに興味や関心を引くトピックスを提示しています。最新の情報を伝えたいという、あなたの献身的な姿勢を伝えることができます。

展示会での時間を有効に使うには、会場であなたのためにフィードバックや話題を提供してくれる顧客との接触機会を得ることが、もう一つ大きな成果です。


情報提供型・アワード等アナウンス


株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の△△△△です。
このたび、<会社名>では今年も<展示会名>に参加いたします。
この〇〇展の特徴は、<特徴を簡単に記述>です。
セミナーでは<〇〇>というセミナーが開催されます。
また、<〇〇>という賞が開催され、弊社もノミネートされております。
ぜひご参加いただきたく、ご案内いたします。

展示会名:〇〇
ブース番号:〇〇
日時:〇月〇日(〇曜日)10:00~17:00
会場:〇〇

〇〇様のご参加をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
よろしくお願いいたします。


このテンプレートは、顧客や過去の展示会参加者を含む、リスト上のすべての人に送ることができるメールコンテンツとして適したメールです。


展示会メンバーを紹介する


株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の△△△△です。
このたび、<会社名>では今年も<展示会名>に参加いたします。
会場では以下のスタッフが会場で皆様をお待ちしております。
<チームメンバー名> <役職> <メールアドレス> <予約リンク>
<チームメンバー名> <役職> <メールアドレス> <予約リンク>
<チームメンバー名> <役職> <メールアドレス> <予約リンク>
<チームメンバー名> <役職> <メールアドレス> <予約リンク>
〇〇展のご来場の際には、予約リンクから予約をしていただくか、メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。

展示会名:〇〇
ブース番号:〇〇
日時:〇月〇日(〇曜日)10:00~17:00
会場:〇〇
展示会ホームページ:〇〇

〇〇様のご参加をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
よろしくお願いいたします。

このメールには、チューニングの余地がたくさんあります。

  • <チームメンバー名>をメンバーの経歴や、ブログにリンクさせる。メンバー名で技術ブログや業界コラムなどを掲載している場合にはその記事へと誘導することができます。
  • 各メンバーの写真を掲載する。
  • 各チームメンバーについて、楽しい話題や専門の分野など興味深い事実を盛り込む。

セミナーコンテンツを共有する


株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の△△△△です。
このたび、<会社名>では今年も<展示会名>に参加いたします。
<会社名>ブースでは、〇〇を最大限に活用するためのヒントやコツを紹介する、以下のセミナーを開催いたします。

<セミナータイトル> <日時> <予約リンク>
<セミナータイトル> <日時> <予約リンク>
<セミナータイトル> <日時> <予約リンク> 

〇〇展のご来場の際には、予約リンクから予約をしていただくか、メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。

展示会名:〇〇
ブース番号:〇〇
日時:〇月〇日(〇曜日)10:00~17:00
会場:〇〇
展示会ホームページ:〇〇

〇〇様のご参加をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
よろしくお願いいたします。

このようなメールを送ることは、御社のブランドの認知度を高める良い方法です。御社は、有能で、かつ知識が豊富な会社として認識されるでしょう。


ブース展示のティーザーメール


株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の△△△△です。
今年の<展示会名>では、<ユニークな特徴>をご紹介する予定です。
<会社名>ブースにご来場頂けますと、<ノベルティの紹介>をプレゼントいたします。また、〇月〇日には、好評の<エンターテイメントの紹介>も実施いたします。
<エンターテイメント>を実際にご覧になりたい方は、ぜひ〇〇展にご登録ください。今すぐ登録するには、ここをクリック <リンクを挿入>.

また、過去のブースをご覧になりたい方は、ウェブサイト<リンク挿入>で過去のブースをご覧ください。

展示会名:〇〇
ブース番号:〇〇
日時:〇月〇日(〇曜日)10:00~17:00
会場:〇〇
展示会ホームページ:〇〇

〇〇様のご参加をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
よろしくお願いいたします。

このメールはブースのティーザーであり、あまり多くを語らないようにしましょう。目標は、読者にブースを訪れることでどのような価値が得られるかを、よく理解してもらうことです。

展示会前メール戦略まとめ

展示会前のメールコンテンツを最大限に活用するには、メールによるコンタクトを展示会戦略全体の強力な柱とすることが重要です。

事前に計画を立て、可能な限り読者をセグメントし、それぞれの読者にあった提案をすることができれば、展示会マーケティングのサクセスストーリーを作ることができるでしょう。

施策を単発で終わらすのではなく、毎年改善を行い、効果のある、そしてマンネリ化しない斬新な方法を見つけ出しましょう。