英国で気候変動への抗議者が環境の展示会イノベーション・ゼロを妨害

こんにちは。展示会ウオッチャーの酒井です。
気候変動への抗議者がイノベーション・ゼロを妨害
との興味深い記事がありましたのでご紹介します。
https://exhibitionnews.uk/climate-protestors-disrupt-innovation-zero-at-olympia/



多くの気候変動抗議活動者が、イノベーション・ゼロの第2回開催中に会談を中断させたため、オリンピア・ロンドンから排除された。

気候変動展示会と会議の初日、保守党のジェレミー・ハント議員、リアム・フォックス議員、クレア・コウチーニョ議員による講演は、運動団体「クライメート・レジスト」のメンバーとみられる抗議参加者の叫び声によって中断され、劇場から運び出される者もいた。

英国政府が支援するイベントであるイノベーション・ゼロには、影の気候変動国務長官とネット・ゼロのエド・ミリバンドも登場し、スピーチの冒頭でこのイベントを「エネルギーオタクのためのグラストンベリー」と呼んだ。

グラストンベリーはいわゆるフェスのようです。

Innovation Zeroの共同創設者兼最高経営責任者(CEO)のPaul Dunne氏はENに対し、主催者は言論の自由を認めることと会場内で混乱を起こさないことの間の適切なバランスを見つける必要があると語った。

ダン氏は次のように述べた。「私たちは幅広い聴衆を対象としており、パネル、ディスカッション、メインセッションに参加した多くの気候活動家を含む業界全体からの参加者を歓迎していますが、主要な会談が個人によって中断されることは許可していません。」

「主催者として、私たちはデモ参加者と積極的に関わり、そうするつもりですが、抗議者が応じず、代わりに混乱を引き起こすことを選択した場合、私たちの訓練を受けた警備チームは、適切かつ思いやりのある方法で個人を排除するように指示されています。」

「平和的な抗議活動参加者を収容するために、会場の外に専用エリアも用意しました。」

「適切かつ思いやりのある方法」を使用するのですね。また、収容するエリアも用意するのですね。
日本ではこのような抗議活動が展示会と連動して行われることはまれですが、それは展示会が社会的に意味がある取り組みとして認識されていない、ということなのか?気になりますね。