シアル上海2024に175,739人が来場、次回は9月に深圳で開催

【上海、2024年5月30日】食品・飲料業界最大の国際見本市「シアル上海2024」が、上海新国際博覧中心で開催され、175,739人の業界関係者が来場する中、大盛況のうちに幕を閉じました。本見本市は、コメクスポジウムグループ、中国商工会議所、Comexposium-SIAL Exhibition Co., Ltd.社の主催で行われ、シアル(SIAL)ブランドの60周年も祝いました。

今年のシアル上海では、75の国と地域から5,000社以上の出展者が参加し、350,000点以上の製品が展示されました。中国、フランス、スペイン、ポーランド、ベルギー、デンマーク、イタリア、トルコ、英国、チェコ共和国、米国、カナダ、ブラジル、アルゼンチンなど、多くの国がパビリオンを出展し、国際的な食品・飲料の流通の場として重要な役割を果たしました。

今年の見本市では、110カ国から集まった来場者によって10,240件以上の商談が行われ、各国の大使や総領事も開会式に出席し、国際的なサポートを得ることができました。シアル・ネットワークのマネージング・ディレクター、ニコラ・トラントゾー氏は「中国の好景気と中産階級の増加により、多様で高品質な食品への需要が高まっている」と強調しました。

また、シアル上海では、スペインの生ハムやタイ産のフルーツ、オーストラリアの和牛など、グローバルな商品が数多く展示され、中国の輸入食品消費量の増加を背景に、最先端の食品生産技術や革新的な製品が紹介されました。さらに、フランスパビリオンでは中仏国交樹立60周年を記念し、多くのブランドが参加しました。

シアル上海2024の成功を受け、次回のシアル深圳は2024年9月2日から4日まで中国・深圳で開催される予定です。深圳では60の国と地域から1,500社以上の出展者と10万人近いバイヤーが集結し、アジア太平洋地域の食品・飲料市場におけるリーダーシップを強化することが期待されています。

お問い合わせは、フランス見本市協会まで。
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