展示会業界への楽観的な展望

こんにちは。展示会ウオッチャーの酒井です。
EN紙に、Reasons for optimism 楽観の理由
との興味深い記事がありましたのでご紹介します。
https://exhibitionnews.uk/reasons-for-optimism/

UFIの最新の調査レポートについての分析です。レポート自体は、UFIのメンバー向けのようです。

”8月下旬に結果を分析したところ、前向きなことがたくさんあることが明らかになりました。ライブイベントは、訪問者と出展者の両方にひどく見逃されただけでなく、対面ネットワーキングの独自の側面に取って代わることができる代替チャネルを見つけられなかったようです。”

”ライブイベントはビジネスの創出をサポートします。トレードショーに出展する人の3分の2は、キャンセルがビジネスに著しい悪影響を及ぼし、ターゲット市場での認知度を高める能力を低下させたと報告しました。半数の企業が、リアルのイベントがないことが、新しいビジネスを生み出す能力に悪影響を及ぼしていると報告しました。”

”出展者の約28%が、ライブイベントが再開されるとすぐに、支出がCovid以前のレベルに戻ると述べています。”

”支出の減少が永続的である可能性があると感じたのはわずか13%でした。平均して、出展者の支出は11か月以内にCovid以前のレベルに戻る可能性があります。これは、大きく異なるセクターや国に当てはまりました。”

”ライブイベントがない間、訪問者と出展者の両方の3分の2は、ネットワーキングの機会が少なくなっています。これは、企業向けに生成されるリードが少なくなり(48%)、最終的に売上が減少する(45%)ことになります。”

”現在、デジタルイベントはこのギャップを埋めていません。「ネットワーキングの質」は、ライブイベントと比較してスコアが最も低い領域であり、デジタルがライブと競合できると感じている出展者はわずか8%です。”

とのことです。
11ヶ月で元の水準に戻る、との見通しは、明るいものとなりますね。戻ったときに、どのようなニューノーマルになるのか、注視しています。