展示会業界団体UFIによる調査で、展示会業界はほぼコロナ前の業績に戻ったことを示す

こんにちは。展示会ウオッチャーの酒井です。
UFIグローバルバロメーターは、世界の展示会産業がポストパンデミック時代に適応していることを示す
との興味深い記事がありましたのでご紹介します。





展示会業界の世界的な業界団体であるUFIは、業界動向を把握するための重要な調査である「グローバル展示会バロメーター」の最新版(第30版)を発表しました。その結果、2022年の業界の回復ペースが速まり、2023年も明るい見通しが示されました。

8割近くの企業が2023年6月までに通常の水準に戻ると予想しています。また、売上高は2019年の水準に近づくと予想する企業が大半を占め、2022年には半数が増益または安定した利益を見込み、2023年には10社中7社が増益を見込んでいる。

これらの成果の多くは公的資金による支援なしで達成されたものであり、支援を受けた企業の半数は、総費用の10%未満でした。

緊急性の高い経営課題としては、ポストパンデミックとチャンスに注目していることを反映しており、20%が社内の経営課題、16%がデジタル化とのことです。

他地域に比べ、アジアの戻りが遅くなっています。これは主に中国の影響と考えられます。中国はゼロコロナ政策を変更しましたので、今後の回復に期待が持てます。