東京ビックサイトの広さは全世界で52位

こんにちは。展示会ウオッチャーの酒井です。
UFI World Map Of Exhibition Venues (2022 Edition, January 2022)
との興味深い記事がありましたのでご紹介します。



この調査は、UFIが2022年1月に発表したものです。
東京ビックサイトは52位です。広さは11万6540平米となっています。展示ホールの拡張が効いたようで、ランキングがアップしていますね。

しかし1位は40万平米の上海のNECC、2位も同じく40万平米の深センのワールドエキシビション&コンベンションセンターと、中国のベニューの広さが際立ちます。
ビックサイト約4個分ですね。

屋内の総展示スペースが 5,000 平方メートル以上のすべての展示会場を対象としています。このサイズの会場は、キャパシティで比較すると、ヨーロッパが39% を占め、アジア太平洋地域 が32%、 北米が20%となります。
ヨーロッパは、北米の2倍あるのですね。

サイズに関しては、100,000 平方メートル以上のスペースを持つ「メガ ベニュー」の数が増え続けています。現在、世界中で73の会場があり、市場全体の 5% を占めています。
全会場の 3 分の 1 以上 (35%) が中規模セグメントに属しています(20,000 から 100,000 平方メートル)。
世界の会場の 60% は 5,000 ~ 20,000 平方メートルの屋内キャパシティです。

ヨーロッパとアジア太平洋地域は、100,000 平方メートル以上のスペースを持つ会場の数が最も多い地域です。ヨーロッパ39会場、アジア太平洋地域23会場。

アジア太平洋地域の会場の平均サイズは、他のどの地域よりも大きくなっています。これは、この地域、特に中国での多くのインフラ プロジェクトの結果です。
・中国は現在、世界の会場収容人数の 25.2% を占めています。
・米国は現在、世界の会場スペース容量の 17.1% を保持。
・3 位のドイツは 7.9% を占めています。
イタリアとフランスとともに、これら 5 つの市場は、世界の屋内展示スペース全体の 60% 以上を占めています。

展示会場レポートのレポートは無料で入手できます。このリンクからどうぞ。
https://www.ufi.org/archive-research/ufi-world-map-of-exhibition-venues-2022-edition-january-2022/