12年間の展示会出展の知見:展示会への出展は本当にメリットがあるのか

こんにちは。展示会ウオッチャーの酒井です。
展示会への出展は本当にメリットがあるのか。ノウハウを公開
との興味深い記事がありましたのでご紹介します。



サカワさんでは、「創業百年黒板屋四代目の奮闘記」として、これまで12年間、展示会に出展してきたことで得た出展社としてのノウハウ記事を公開。

展示会での販促活動から得られた売上(利益) > 出展費用

を達成するための様々な試行錯誤が述べられています。

ここでのポイントは、お客様が来ていただけるブースを作れるかどうかに掛かっています。
重要なのは、小間位置と入りやすいブース設計になっているかどうかです。

出展コマ数は記載されていませんが、掲載されている写真を拝見しますと、メイン通路に面した、大コマを使われているようです。総予算にもよりますが、メイン通路沿いの大コマは、来場者数のかなりの割合に露出することが出来ます。(例えば、来場者数3万人の規模の展示会の場合、30%の流量があった場合、1万人には露出できたはず、等の目算が出来ます。この場合、〇〇展示会に来た人にはある程度知ってもらえたよね、という大枠の判断が出来ます。メイン通路から小道に入った場合、その流量が極端に落ちてしまいますので、その差は桁がひとつ違ったものとなります。)
少数でもよいので製品やサービスを購入しそうな人と出会う、ということではなく、業界全体に知名度を広げる、という目的の場合、このようなメイン通路の大コマを利用することは有効な手段だと思います。

社名と製品名(特徴も出来れば)のサインの装飾は費用を掛けて魅せる


何を提案しているのかがひと目で分かることが重要、とは、ブースデザインの基本ではありますが、そこにお金をきちんとかける。そのうえで、

人がブースに溜まってくるとその人だかりが人を呼ぶことになりますので、ブース内の派手さにはこだわる必要はない!というのが私たちの経験から学んだ考えです。

とのことです。人だかりを作ることがポイントですね。どうやって人だかりを作るか?そこのソフトウエアが重要となってきます。

必ず新しいチャレンジをブースの展示に入れて、未来を魅せること


これがそのキーですね。来場者が評価するポイント、新しいチャレンジをきちっと提案すること。
これらのノウハウ、皆様の出展にも活かせるのではないでしょうか?