国際コンベンションセンター協会(AIPC)と国際展示会産業協会(UFI)は、現在発生しているCOVID-19に関連して、会場の健康管理や運営上の課題を解決するためのグッド・プラクティス・ガイドを発表しました。
AIPCのアロイシウス・アーランド会長は、「このガイドは、このような問題に直面した際に、協力して行動することの重要性を強調し、提供されるアドバイスや情報に一貫性を持たせるため、両組織の共同プロジェクトとして作成されました」と述べています。
このガイドは、昨年発表された関連する会場セキュリティ・ベスト・プラクティスの延長線上で作成されたもので、世界中からの洞察と経験が盛り込まれています。コンベンションセンターや展示場の安全衛生方針、計画、手順の更新に焦点を当てており、世界的な安全衛生の専門家の指導の下、この目的のために設置されたタスクフォースに参加しているAIPCとUFIのメンバーの支援、意見、レビューを受けて作成されました。
27ページに及ぶこの文書には、戦略的な指針と実践的な指針の両方が盛り込まれており、特に既存の標準的な安全衛生管理や危機管理計画ではなく、新しい情報、更新された情報、修正された情報に焦点を当てたアドバイス、提案、事例、ヒントが掲載されています。テキストには、追加情報に直接アクセスできるように、多くの「ライブ」ドキュメントへのリンクや、計画を強化する可能性のある主要な業界や保健当局のリソースのリストも含まれています。
本ガイドはAIPCとUFIの会員がそれぞれのウェブサイト(www.aipc.orgと https://www.ufi.org/industry-resources/research/topical-reports/special-industry-topics/) からダウンロードできるようになっています。また、業界団体間で関連リソースの相互交換を行う協定を締結しており、業界の全会員が利用可能となっています。