こんにちは。展示会ウオッチャーの酒井です。
IFA 2020:ゴーストタウンかコロナ危機後の希望か?
との興味深い記事がありましたのでご紹介します。
前回ドイツでのIFA2020の別な報道がありましたのでご紹介します。
「ゴーストタウンかコロナ危機後の希望か?」とのことで、辛辣な内容になっています。一部ご紹介します。
https://t3n.de/news/ifa-2020-eindruecke-messe-berlin-fast-ohne-besucher-1319447/
”IFA2020は、コロナのため、前年とは大きく異なります。衛生ガイドラインが厳しいため、見本市はまるでゴーストタウンのようです。
Ifa 2020は、コロナパンデミックの発生後、最初のメジャーな見本市です。バルセロナのMWCや台湾のComputexなどは、コロナ危機によりキャンセルまたは延期され、DmexcoやCES 2021などのようにデジタルで開催されます。Ifa 2020が純粋にデジタルのプレスイベントを伴う特別なイベントとしても開催できるという事実は、厳しい条件の影響を受けます。展示会場への立ち入りは、業界の訪問者とジャーナリストのみが許可されています。展示エリアはメッセ・ベルリンの26のホールのうち、4つのホールのみ使用、そのうちの1つ半しか展示されていません。
すべての展示ホールの前に、赤色灯が設置され、ホールが満杯の場合、赤く光り、入場が拒否されます。
ソーシャルディスタンスルール、参加者数の管理、およびその他の効果的な公共衛生対策を確実にするために、メッセベルリンでは、1日およびイベントあたり1,000人を超える参加者を許可していません。すべての参加者と出展者は、マスクを着用する必要があります。また、出展者はカウンターや赤信号機を設置し、各ホールの人数を確認し、必要に応じて一時的にアクセスを遮断しています。手の消毒装置も各入り口に配置されています、他にも多くの注意事項があります。
木曜日に行われたIFA 2020への訪問は、CES 2020または昨年のIFAとはまったく異なる様相を見せました。展示スタンドや混雑した通路ではなく、ゴーストタウンのように感じられました。ほんの数人の訪問者がホールに集まり、いくつかのエリアは完全に空でした。
参加者数が大幅に減少したにも関わらず、Ifa 2020が成功と見なされるかどうかはまだ不明です。見本市主催者のメッセベルリンだけでなく、世界中の見本市運営にとっても、テストバルーンとしてのIfaは、今年および次回の今後のイベントに重要な発見をもたらす可能性があります。多くの見本市主催者にとって、Ifa 2020は、ロールモデルとして役立つ可能性があります。
見本市主催者、イベント業界全体、さらには出展メーカーにとって、見本市やイベントでの失敗は数億円という売上の減少を意味します。”
うーむ、厳しい。例年の開催がかなりの賑わいだったため、比較すると落差が感じられゴーストタウンという表現になるのでしょうね。
日本よりも運営基準は相当厳しいですね。ものごとをきっちり行うドイツの気性という感じがします。