こんにちは。展示会ウオッチャーの酒井です。
ビデオ: スティーブン・カーターが Informa の決算と Tarsus の買収について語る
との興味深い記事がありましたのでご紹介します。
パンデミック時にデジタルとデータに投資したことで、Informaは現在、純負債がゼロになり、完全な配当と10億ポンドの自社株買いで株主に還元する予定だと、彼は述べた。
「この3年間は大変な時期でした。
私たちの事業の半分であるライブ&イベント事業が、世界中のいたるところで順次、急速に閉鎖や延期に追い込まれ、私たちにとって本当に厳しい時期でした。会社として、このような問題にどう対処するか、真剣に考えなければなりませんでした。私たちは、ブランドと同僚、そして従業員を守り、しっかりとコストを管理し、積極的にデジタルとデータ機能に投資してきました。そうすることで、コヴィッドの反対側に出たとき、私たちはより強く、より良いビジネスになっているはずです。」
InformaによるTarsusの買収について、Carterは次のように述べています。
「Informaでは、Tarsusのビジネスを長い間賞賛してきましたが、B2Bマーケット分野における我々の既存ビジネスと素晴らしい組み合わせになると思います。」
カーター氏によると、この取引は完了までに3ヶ月かかる見込みで、初夏から来年1月までは、両方のブランドでイベントが行われる。1月以降は、Informaの名の下に1つの会社として機能することになる、と彼は言う。
「私たちは、産業用展示会ビジネスで規模を拡大していますが、データサービス、デジタルサービス、顧客体験の向上、リードジェネレーション、リードクオリフィケーション、専門メディア、専門コンテンツと重ねていくことになります」。
展示会のリアル+デジタルの着実な方向性が見えてくるようですね。引き続きウオッチしたいと思います。