「展示会出展契約」のキャンセル問題
こんにちは。展示会ウオッチャーの酒井です。
新型コロナウイルスでもキャンセルできない「展示会出展契約」
との興味深い記事がありましたのでご紹介します。
「サインのリ・デザイン」にて、事例・判例のケースとして展示会出展契約について分析されています。
ここで指摘されているのが下記。
直前で 「出展しない自由」を認めていない という点です。多くの出展契約で、主催者が開催を決めた以上は出展スペースにブースを設置し、人員を最低1名張り付かせることが出展社の義務として課されています。
2020/02/28の掲載とのことで、コロナ禍の初期段階での指摘でしたが、この後の「施工は完了しているが無人のブース」「敷地にカーペットだけ敷いてあるブース」「真ん中にあるラウンジコーナー」となって影響が続くことになります。
契約条項自体は昔から存在していたが、適用されるケースは非常にレアだったと推察しますが、この条項のために申込のハードルが上がることは事実でしょう。主催者としても開催根幹に関わる頭がいたい事案だと思います。