英国の展示会会場が10億6千万円かけてITインフラを整備

こんにちは。展示会ウオッチャーの酒井です。
NECは700万ポンドのITインフラ投資を完了
との興味深い記事がありましたのでご紹介します。



英国のナショナルエキシビションセンター(NEC)バーミンガムは、会場全体で700万ポンド(10億6千万円)のITインフラ投資の完了を発表しました。

会場の収容人数と群衆の密度をリアルタイムで測定する人工知能ソリューションであるWaitTimeを英国で初めて採用。

年間230万人の訪問者があるNECは、このソフトウェアが群衆データとビジネスインテリジェンス情報を提供する。Covid-19の安全対策の大部分がまだ実施されているため、WaitTimeのテクノロジーは、会場全体の容量について計算し、警告を出すことができます。また、データを使用して運用上の反応をトリガーし、リアルタイムの容量レベルを通知できます。

投資のもう1つの利点は、シスコが開発したテクノロジーを利用した会場のWi-Fiアップグレードです。この更新により、すべての公共スペースの不通のスポットを排除するために1,800のWi-Fiアクセスポイントが設置されました。

会場のすべての有線、企業、およびイベントネットワークも置き換えられ、より大きな容量と帯域幅を提供し、主催者と出展者の接続性が向上しています。

NECグループコンベンションアンドエキシビションのマネージングディレクターであるイアンテイラーは、次のように述べています。NECグループはデータ主導のビジネスであり、このような投資がライブイベントの革新の最先端を維持するのに役立ちます。」

いいですね。日本の展示会会場も倣ってほしいです。