世界の展示会会場の広さランキングや大陸別立地を分析したワールドマップが公開

こんにちは。展示会ウオッチャーの酒井です。
UFI World Map Of Exhibition Venues (2023 Edition, December 2023)
との興味深い記事がありましたのでご紹介します。
https://www.ufi.org/industry-resources/research/global-reports/world-map-of-venues/



UFIは、屋内総展示スペースが少なくとも5,000平方メートルあるすべての展示会場を網羅した「展示会場の世界地図2023」を発表しました。このレポートには、屋内総展示スペースの合計が 300,000 平方メートルを超える、全 21 市場の最大規模の会場がリストされています。

報告書によると、2023年下半期には、総展示スペースが少なくとも5,000平方メートルの展示会場が世界中に1,425か所あり、世界の合計会場スペースは4,210万平方メートルとなっている。

世界で最も多くの展示スペースがあるのはヨーロッパ (1,570 万平方メートル) で、僅差でアジア太平洋地域 (1,540 万平方メートル) が続く。報告書によると、会場数に関しても、ヨーロッパ(497)が最も多く、次いでアジア太平洋(404)、北米(352)となっている。

世界中で、会場の 59% の屋内収容可能面積は 5,000 ~ 20,000 平方メートルです。そして世界中の会場のうち35%は、20,000 ~ 100,000 平方メートルの中規模会場に属します。 100,000 平方メートルを超える会場は 81 か所あります。

日本では、東京ビッグサイトが会場の広さのランキングにて59位にランクされています。これはちょっと前の少ない数値で計算されているようですね。

1位はChina Import & Export Fair Complex (Pazhou Complex)で、東京ビッグサイトが4-5個入るサイズとなっています。桁違いの大きさです。