安倍晋三君@CeBIT2017(タンデムの大賀氏による寄稿)

安倍晋三君と私は高校の同期、高校時代は、外相の息子にもかかわらず、政治には特に興味を持っておりませんでしたが、彼は誰からも愛される存在。高校時代、彼の悪口を言う者は皆無でした。

それが政治家としてのキャリアを積むほどに彼の政治家としての資質が花開いたのには驚きました。北朝鮮拉致被害者に対する思い、改正教育基本法の成立、防衛庁を防衛省に昇格、QUADの取り決めへの尽力等、彼の日本及び世界に与えた影響は戦後で比肩する総理はみつかりません。

彼の本領は我々見本市業界でも発揮されました。2016年5月に開催された日独首脳会談において、日本が初めてパートナー国としてCeBITに参加することが決定。CeBITはIT関係で世界最大級の見本市で全盛期の80年代後半から90年初頭にかけ、人口50万人の大都市(ドイツでは50万人以上で大都市と称される)に約50万人の来場者が訪れ、大半の出展者及び来場者は個人宅の一室を間借りし会場に通っていました。又は100km以上離れたホテルから通っていた方もいらっしゃいました。

それが90年代前半から人気に影が差し凋落の一途。私の前の勤務先でもブース設営の件数が最盛期、二階建てを含むブース構築10件以上あったのが2000年代に入りひとつだけのブース施工となってしまいました。それがパートナー国となり、かつての活気を取り戻すことに。

CeBIT2017の「ジャパン・パビリオン」は、118社・団体からなる7,200平米の大規模出展で、「パートナーカントリー日本」の魅力を全世界に紹介することになりました。これも安倍首相の尽力によるところが大でした。日本嫌いのメルケルに異を唱えらないように尽力し、決まってからは経済産業省を通じ、各企業に出展を促しました。ある得意からは、“結構しつこく、出展せざるを得なかった。 つきあい、つきあい。”と本気とも冗談ともつかない発言もありましたが結果が全て、結果オーライ、大盛況、大成功でした。

合掌

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