展示会という単語はセクシーではない??

こんにちは。展示会ウオッチャーの酒井です。
編集者への手紙:展示会という言葉はセクシーではないと見なされました
との興味深い記事がありましたのでご紹介します。



デジタル化が進み、もはや展示会という言葉が、「セクシー」なものではないとみなされているのではという考えを記事では表しています。

インターネットの台頭に伴い、ますますデジタル化する世界では、他の多くのメディアが衰退していました。以前は、私たちの業界は、メディアの完璧な仲間として見られていたのです。資金の豊富なプロモーションキャンペーンと並んで、私たちの業界はマスコミの注目を集めていました。
しかし、新しいデジタルの世界では展示会という言葉が「セクシーではない」と見なされただけでなく、マスコミは私たちが美術館やアート展を宣伝していると扱っています。

日本でも、「展覧会」と「展示会」は、時々混同されて使われているように思います。googleもそう思っているのではと思う時があります。
その「展示会」に、新しい光を当てたのが「イベント」という言葉でした。

「イベント」は、当時、私たちの業界をよりセクシーな光で表現しようとしていました。私は、それが私たちの業界を他の形態のイベントと区別する上で問題があることを認めます。ただし、厳密に区別すると、元の問題が再び表面化する可能性があります。

「イベント」、というとかっこいいけど、コロナでいわゆる「イベント」としてひとくくりにされては困る。あっちは若者が大声で騒いでいる「イベント」で、こっちは規律正しく商談する「展示会」なんだから。

でもそうやって「イベント」から切り離しちゃうと、結局、「展示会ってセクシーじゃ全然ないよね」と言われることになるよね、ということに戻っちゃうんですね。

ひるがえって、日本でも、展示会はセクシーになりえているのかしら?