展示会業界へのコロナ禍の爪痕深し(イギリス)

こんにちは。展示会ウオッチャーの酒井です。
ツーリズムリカバリープランはビジネスイベントにとって何を意味するか
との興味深い記事がありましたのでご紹介します。



EN紙より。

”この計画は、Covid-19がビジネスイベント業界に「重大な混乱」を引き起こしたことを示しています。
2020年1月にはショーがキャンセルされ、混乱は早い段階で発生しました。2020年3月から12月まで、30人を超えるライブビジネスイベントは開催できませんでした。いくつかの活動は行われましたが、それは非常に限られていました。

イベントおよび展示会事業の推定17.5%は、2020年中に永久に取引を停止したと推定され、8月末までに126,000人の失業があったと推定されています。

計画のコメントはまた、パンデミックの間、ビジネスイベント業界が英国政府の汎経済的支援パッケージを広範に利用したことを示唆しています。たとえば、会場の94%がコロナウイルスジョブリテンションスキームを使用したと推定され、業界全体の企業の40%は、2020年9月に75%から100%のスタッフを一時解雇していました。”

なんとイギリスでは、『イベントや展示会事業の推定17.5%が2020年中に永久に停止』『126,000人の失業』『企業の40%が2020年9月に75%から100%のスタッフを一時解雇』とのこと。すさまじい爪痕です。
先日の記事で、ラスベガスの展示会系の雇用は超厳しい状況との記事を上げましたが、雇用は助成金で維持する日本とは違う状況のようです。