米国調査:ビジネス出張者の67%が、コロナの増加中は出張を減らすとのレポート

こんにちは。展示会ウオッチャーの酒井です。
米国調査:ビジネス出張者の67%がコロナの増加中は出張を減らすとのレポート
との興味深い記事がありましたのでご紹介します。


米国のビジネス出張者は、コロナの感染者が増加する中、出張計画を縮小しています。67%が旅行の削減を計画しており、52%がスケジュールを変更せずに既存の旅行計画をキャンセルし、60%が既存の旅行を延期する予定です。

夏の間のレジャー旅行の増加にもかかわらず、この新しい調査は、出張やイベントが、パンデミック前のレベルには2024年まで戻らないだろうという暗い見通しを強調しています。

2021年8月11〜12日に成人2,200人を対象に調査を実施しました。このうち、414人、つまり回答者の18%が出張者、つまり、通常は仕事関連の旅行を含む仕事に従事している人、または今から年末までに少なくとも1回は出張する。ビジネス旅行者の主な調査結果は次のとおりです。
67%はより少ない旅行をする可能性があり、68%はより短い旅行をする可能性があります
52%は、スケジュールを変更する予定がなく、既存の旅行プランをキャンセルする可能性が高いと述べています
60%は、既存の旅行計画を延期する可能性があります
66%は、運転できる場所にのみ旅行する可能性があります

この調査では、大規模な集会、会議、イベントに参加する可能性が高い1,590人(回答者の72%)の態度もテストしました。これらはすべて、ホテルの収益の主要な推進要因です。これらの回答者の調査結果は次のとおりです。
71%は、対面式のイベントや集会に参加する可能性が低くなります
67%は、より短い会議やイベントを開催する可能性があります
59%は、既存の会議やイベントを後日まで延期する可能性があります
49%は、スケジュールを変更する予定がなく、既存の会議やイベントをキャンセルする可能性が高いと述べています

最近のデロイトの調査によると、企業旅行は2021年末まで2019年レベルの30%にとどまると予測されています。この企業旅行の欠如は、ホテル業界に2021年に推定590億ドルの損失をもたらすと、主要なエコノミストは強調しています。

この調査はホテル関連の協会が実施したもので、主にホテルへの影響を調べたものですが、イベントへの参加も要素として入っており、参考になります。
ワクチン接種率の高いアメリカでのこのようなデータは、ワクチンを打ってあったとしても、ビジネスマンが慎重な姿勢であることを示していると思います。
まだ接種率の低い日本でも今後どのような動きになるのか、引き続きウオッチしたいと思います。