2024年にイベント業界を待ち受けているものとは

こんにちは。展示会ウオッチャーの酒井です。
2024年にイベント業界を待ち受けるものとは
との興味深い記事がありましたのでご紹介します。
https://www.c-mw.net/what-the-events-industry-has-in-store-for-2024/



2023 年は予算制限、迫りくる物価高と不況、人員不足が大きな懸念点でした。
2024 年は、イベント業界にとって変革の年となるでしょう。ということで、2024 年に期待されるものをピックアップしました。

チームを結びつけるイベントや体験
リモート勤務とオフィス勤務の間の争いは続いており、企業は半ば消極的な従業員を職場に戻そうとしている。両方の観点に対応するハイブリッド ワーク モデルを採用する企業が増えています。

以前ほどチームと物理的に多くの時間を費やさなくなったため、物理的な心の会合を促進するために、より多くのイベントや経験が使用されることが期待されます。このような特別な環境に集まることで、チームは人間関係を構築し、より効果的にコラボレーションし、失われた相互作用の一部を補うことができます。

バーチャル イベントは独自の地位を築く
バーチャル イベントはパンデミックの初期から大きな進歩を遂げてきました。必然だったものが、今ではそれ自体が貴重な経験として開花しており、これは将来にわたって続くと予想されます。

バーチャル イベントは企画が簡単で、運営費も安価で、環境にも優しいです。これらは、短いイベント、ラウンドテーブル ディスカッション、非公式のインタラクティブ セミナー、グローバル会議に最適な形式です。クライアントは引き続きバーチャル イベントに価値を見出していくため、これはイベント会社が 2024 年に注力すべき重要な分野となります。

クライアントはより目的指向になる
不況の影が忍び寄る中、クライアントはイベントの投資収益率を最大限に高めることにますます重点を置いています。したがって、明確な目標と具体的な成果を念頭に置いてイベントを企画するクライアントがさらに増えることが期待されます。

目標を設定すれば、大金を掛けずに思い出に残るイベントを成功させることができます。これは、クライアントが明確な優先順位を確立し、適切な講演者を見つけ、聴衆に最高の体験を提供できるように投資できることを意味します。したがって、イベント会社はクライアントと協力して目的を明確にし、その達成をサポートする必要があります。

教育コンテンツがこれまで以上に重要になる
同僚や顧客と単に集まることには多くの価値がありますが、2024 年の顧客は、イベントで優れたコンテンツを確実に提供することを求めるでしょう。イベントに参加する人は、経済的困難を考慮して時間とお金をどのように使うかに目が肥えているため、チケットに課金している場合は特にそうです。

イベント企業は、イベント全体を通じて質の高い洞察と教育を提供し、人々が専門的にも個人的にも学べるよう支援することで、その価値を証明する必要があります。単調な PowerPoint プレゼンテーションでは、聴衆を魅了し、教育するにはもはや十分ではないため、イベント主催者は、参加者のモチベーションと参加者の関与を高めるためのアイデアを創意工夫する必要があります。

ユニークでパーソナライズされたエクスペリエンスが主役になる
パーソナライゼーションは、広告や販売から顧客サービスに至るまで、ビジネスのあらゆる要素において成長を続けるテーマです。イベントも例外ではなく、参加者は日常生活に適用できる独自の個人的な洞察を提供する、パーソナライズされた価値を求めています。

役割に基づいたブレイクアウト セッション、専門分野の講演者、的を絞った要点を提供することでイベントをカスタマイズすることで、各参加者にとって真の価値が追加されます。ユーザーエクスペリエンステクノロジーの進歩により、各ゲストのエクスペリエンスを個人レベルで完全にキュレートすることも可能になるかもしれません。

イベント業界でもAIが活躍し始める
2023 年には、人工知能が多くのビジネス会話に浸透しました。職場での応用の可能性は非常に大きいですが、2024 年には、人工知能がイベントでもどのように役割を果たすことができるかが見え始めるかもしれません。

イベントのパーソナライゼーションから参加者データの収集、AI 生成の招待状まで、イベントにおける AI の活用範囲はすでに大きく広がっています。しかし、この分野のイノベーションにより、イベント主催者が新しいタイプのイベントを提供したり、参加者の体験を向上させるテクノロジーを実験したりする機会がさらに増えると予想しています。

いかがでしょうか。進化するイベント業界についていくには、2024年はよりオープンな考え方をしないといけませんね。今までうまく行っていた、問題がなかった古い考え方でうまく行くとは限らなくなってきています。
豊かな 2024 年になりますように。