未来の展示会はどんなふう?

こんにちは。展示会エンスーの酒井です。
エグジビションニュースに、「未来の展示会はどんなふう?」という興味深い記事がありましたのでご紹介します。
https://exhibitionnews.uk/how-will-the-exhibition-of-the-future-look/
展示会業界の将来を構成するトレンドを紹介しています。

テクノロジーが中心的役割を果たす

今、テクノロジーとして使われているのがライブストリーミングや、仮想空間、デモ動画などです。実はこれだけでは足りず、シームレスな体験ができるような、体験主導のイノベーションが必要と語っています。

リモートで楽しむことができる、「すごい」と言わせるような要素を取り入れるべき。また、バーチャルでは国境は無いのでより多くのグローバルな視聴者にリーチして、新しい市場を開拓すべき。出展者の本質的な価値のためにROIを向上させなければならないとのこと。

オンラインは、バイヤーとセラーのより大きな、より魅力的なエンゲージメントを構築することが可能になるんですよね。

ハイパーパーソナライゼーション

通常、展示会で設定される会場は画一的で、非常に一般的。仮想空間では、訪問者の関心に基づいて、状況に応じたメッセージングが可能。そのようなコミュニケーションを設計すれば、もちろんより良い関係を構築しますよね。リアルの会場もパーソナライゼーションを行うべきだと訴えてきましたが、関心を示してくれる人はいませんでしたけどね。

新しい形の体験型マーケティング

革新的なマーケティング手法は色々ありますが、それは残り、想像力を刺激し続ける。ここには独占的な経験と機会がありますので、斬新なアイデアのオンラインへの移行は、マーケティングの未来となるとのこと。ここですよね、主催者のアタマの使い所。

よりスマートなイベントは、よりスマートな洞察を生む

リアルのイベントでは、トラフィックや、関心のあるバイヤーなどに関する信頼性の高いデータを取得することが困難な場合が多い。デジタルを使用すると、事実と分析に基づいた考察ができます。出席者の動き、エンゲージメント、興味を持っていること、何がよりうまく機能したのかを知るのに役立つ。でもデータ取るだけじゃ駄目ですよ。

複数のショーケースオプション

バーチャルという選択肢を使用すると、出展者は視聴者を引き付けるクリエイティブな方法を、いろいろと取り入れることができます。グリーンバックを使えば、ショーコンセプトを様々に演出する事ができますし、グラフィックスディスプレイを背景に設定して、壮大な演壇のレイアウトに、ボタンをクリックするだけで作成できます。出展者のあなただけではなく、訪問者も自分が望む方法で見ることができます。
そこも考えて構成しないといけませんね。

バーチャル展示会では、イベントを違った形でよりじっくり見ることができます。未来は、仮想のイベントが物理的なイベントをサポートするハイブリッドによって非常に大きくなるでしょう、との明るい結論でした。