こんにちは。展示会ウオッチャーの酒井です。
イベントと展示会の世界が一変した
との興味深い記事がありましたのでご紹介します。
https://exhibitionnews.uk/the-world-of-events-and-exhibitions-turned-upside-down/
今年2月、まずフィナンシャル・タイムズ、次にウォール・ストリート・ジャーナルが、展示会やイベントはおそらくAIの影響を受けないだろうという記事を掲載し始めた。プライベートエクイティやクレジットバンクが使う言葉で言えば、それらは「本物」であり、「生の体験」であり、人間同士の交流であり、「偽物」ではないのだ
そして、偶然にも、何兆ドルもの資金を自由に使える投資家たちは、AIへの不安から一斉に方針転換した。投資家たちは、どの企業に投資するにしても、「AIはこのビジネスにどのような影響を与えるのか?」と自問するようになった。そして、その答えが「影響を与える」であれば、投資を見送ったのだ。
しかし、答えが「AIは影響を与えず、むしろ強化するかもしれない」であれば、たちまち買い手が殺到した。この旋風は一夜にして起こった。1月には展示会に興味を示さなかった企業が、5月には突然参加するようになったのだ(これは私自身の経験から言えることだ)。
フィリップ・ソアーさんの目には、AIに欠けている部分、すなわち「本物」の「体験」「交流」が、展示会にある、そしてそれはAI時代に、より重要なものとして捉えられる世界になる、ということが見えているようです。
世界を変えるのは、往々にしてありそうもない、予測不可能な出来事だ。いわゆるブラックスワン現象。まさに今、私たちはそれを目の当たりにしていると思う。1年前、展示会やスポーツチーム、ライブエンターテイメントにおける、これほどの契約ラッシュを予測できた人はいなかった。しかし、AIは私たちの世界を変えた。私たちの未来を根底から覆したのだ。
AIにより、情報収集は非常に効率的に出来るようになりました。ですので情報収集目的で多くの来場者が来ていた展示会はもう終わりです、という見方もありました。それに対抗する考え方が「本物」、「体験」、「交流」です。フェイクニュースではないこと、AIで生成されてものではないこと、自分自身として、身体感覚を伴って知覚できること、そして人間と話ができること・・・。
これらが展示会では実現されているのでしょうか。あなたのブースでは形となっているのでしょうか。あなたの展示会ではそうするよう、出展者に働きかけているのでしょうか。ぜひ一度立ち止まって自問してもらえると、ひっくり返った次の世界へのチケットが見えてくるかもしれません。