対面イベントが戻ったにもかかわらず、デジタルイベントの成長は続く

こんにちは。展示会ウオッチャーの酒井です。
トーテムによると、対面に戻ったにもかかわらず、デジタルイベントの成長は続く
との興味深い記事がありましたのでご紹介します。



トーテムは英国を拠点とするイベントテクノロジー企業。Informaの資本参加があります。

トーテムは、 3月8〜9日にロンドンのExCeLで開催されたInternational Confexで代表者にインタビューし、37%が、仮想イベントとハイブリッドイベントの作業が2022年中に前年よりも増えると予想していることを発見しました。代表団は、ハイブリッドがその地位を維持する理由として、包括性、シームレス性、持続可能性の組み合わせを指摘しました。

英国リウマチ学会のマーケティングおよび教育担当ディレクターであるビクトリア・ローガンは、次のようにコメントしています。「イベントに参加するのが好きな人もいれば、グラスゴーに5日間行きたくない人もいますが、それでも情報を入手したい人もいます。ですから、仮想は常に彼らにとって魅力的な選択肢になると思います。」

確かにそうですね。参加する機会を広げる、参加しないという選択肢を狭める事ができます。
(なお、グラスゴーって、そういうところなのでしょうか??)

インタビュー対象者に仮想イベントまたはハイブリッドイベントの最も重要な機能について質問したところ、53%がネットワーキングの機会を挙げました。続いて、データが19%、オンデマンドコンテンツが9%でした。

イベントで重視する機能は、ネットワーキングなのですね。日本ですと、情報収集のために来場する来場者がほとんどですので、データが重要となりそうです。

名刺の数や、メールアドレスの数を目標にするのではなく、もっと深いつながりの「ネットワーキング」を重視すべき時代になってきているのではないでしょうか。