展示会とゲーミフィケーション

こんにちは。展示会ウオッチャーの酒井です。
展示会とゲーミフィケーション
との興味深い記事がありましたのでご紹介します。



Exhibition Newsの記事ですが、書いた方はCIO、チーフ・アイデア・オフィサーとのことです。面白い肩書ですね。

”ゲーミフィケーションは、企業が特定の人間の行動を生み出し、参加を促し、習慣を生み出すための非常に一般的な方法になっています。”

”残念ながら、どのシステムでも、ユーザーが「チート」(ずる)して目標を達成する方法や「ゲーム」でさらに高いポジションを見つける方法を学ぶのは単なる時間の問題であり、必ずしも奨励しようとしている行動をとることはないことが広く知られています。”

“不正行為を受け入れず、正しい行動を促すだけの報酬システムを作成することは非常に困難です。
私たちは、訪問者がスタンプラリーでスタンプを集めて抽選を行ったり、小さな賞品を獲得するために特定のブースを訪れることが奨励されている業界イベントに行ってきました。これらは訪問者があなたのブースに来ることを奨励するかもしれませんが、彼らはスタンプを取得するためにそこに来ただけです。”

”私はとあるブースで、ビジネスの話を出展者としていましたが、スタンプを探している別の訪問者によって会話が中断されました。歩き疲れた出展者は単にカードにスタンプを押して去っていきました。よく考えてみると、出展企業は、本物のセールスの問い合わせを危険にさらす可能性のある面倒な「ゲーム」としてより多くのお金を払っていることがわかったのです。”

”このような活動は、意図された行動ではなく、無関係な行動を奨励することがほとんどです。人間は、意図されたシステムを単なるゲームにする方法を見つけるのでしょう。”

これはよくわかります。スタンプラリーのような、単なる訪問(さまよい)に過ぎないシステムを超えた形に設計しないとなりません。色々とできることはありますしね!